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振り込め詐欺にもいろんなパターンがある

今、身近な詐欺として多くの人が被害にあっているのが、振り込め詐欺です。またの名を「お母さん助けて詐欺」なんて呼び方もあるそうですから、人の皮をかぶった化け物の仕業とも思えます。数年前に始まった振り込め詐欺ですが、今では全国に広まって、常に注意が呼び掛けられています。警察でもなんとか根絶やしにしようとがんばるものの、その後は一向に絶たず…まさにいたちごっこ状態。特に、ご高齢者の方ほど被害にあいやすく、ご本人だけでなく家族も気遣うなどの注意が必要となっています。

 

振り込め詐欺といっても、その騙すやり方にはさまざまなパターンがあります。成りすましだけでなく架空請求詐欺や融資保証金詐欺、還付金等詐欺など、ただ単に「お金借りたい。振り込んで…」というわけではないのです。日々、巧妙な手口を生み出していますから、そうした情報を敏感にキャッチできるようにしておきましょう。そして、少しでも怪しいと感じたら誰かに相談するようにしましょう。

 


振り込め詐欺は、どのように騙すのか?

振り込め詐欺には、成りすまし・架空請求詐欺・融資保証金詐欺・還付金等詐欺といった騙し方があります。それぞれどんな騙し方となっているのでしょうか。

 

○成りすまし詐欺
まさに振り込め詐欺の定番中の定番。電話という声が少しぐらい違ってもばれにくい状況で、「オレだよ!オレオレ」と、あたかも息子であるかのように話してきます。「オレオレ」いうことからも、「オレオレ詐欺」なんて呼び方もされています。もちろん、「オレ」以外にも「わたし、わたし!」とか「お母さん、久しぶり!」なんて、親しい口調で電話をかけてきます。
そして、「交通事故をおこしてしまい、示談金がいる…」「タクシーに会社の小切手を置き忘れてしまった」と嘘をでっちあげ、お金を預金口座などに振り込ませます。家族だけでなく警察官や弁護士、被害者などを装うなど、その手口は巧妙です。

 

○架空請求詐欺
有料サイトの利用料金といった、利用してもいないサイトをあたかも利用していたかのように装って請求する手口。「延滞料金がどんどん溜まっていきますよ」とか「会員である以上、払っていただきます」などといって要求。現金を預金口座などに振り込ませて騙し取ります。

 

○融資保証金詐欺
ありもしない融資話をもちかけ、融資の申込をしてきたら、保証金などの名目で現金を預金口座などに振り込まして騙し取る詐欺。

 

○還付金等詐欺
税務署や区役所の署員を名乗り、「税金(もしくは医療費とか)を返還します」と言い、「今日が手続きの締め切りです」といってすぐさま手続きをさせようとします。税務署や役所には来させずに、「ATMで手続きができます」といって、携帯電話で還付手続きを指示。でもこれは、実は犯人の口座にお金を振り込ませる手続きなのです。


振り込め詐欺の犯人が仕掛けてくる時間帯

振り込め詐欺では、犯人は顔を見られたくないですから、その接触はほとんどが電話です。電話で詐欺をしかけてくる場合、大体平日の午前10時頃や14時頃にかかってくる事が多く見られます。この時間帯といえば、主婦である女性が一人で家にいる時間帯です。お子さんが自立してしまっている方であればなおさら。一人でいる時間帯を狙って電話をかけ、時間帯的にも金融機関は開いていますから、そのまま振込みに行かせるのにもピッタリです。

 

振り込め詐欺という名前が定着し、多くの人に認識されるようになるにつれて、銀行へ振り込ませる行為は減少してきました。銀行のATMにも振り込み詐欺に対しての警告文が目立つところに張られていますし、場合によっては携帯が使えないようにされているところもあります。こういったことからも、最近では指定した場所に現金を宅配物や郵便物で送らせたり、バイク便業者や代理人が被害者の自宅近くにまで行き受け取る…といった方法もとられるようになってきています。

 

さらには、現金だけでなくキャッシュカードやクレジットカードなどを送付させる被害もあります。言葉巧みに暗証番号を聞き出し、カードから現金を引き出したたり換えたりしているのです。


高齢者ほど注意!振り込め詐欺の予防策

振り込め詐欺に引っかからないようにするには、その手口についてよく知っておくことはもちろんですが、家族との連絡を密にしておくことも大事な予防策となります。離れて暮らしている場合は、共有する情報信頼関係は築いておきましょう。また、電話での呼びかけ方、電話ではお金の貸し借りの話はしないことなどを決めておくといいかもしれません。

 

特に電話番号については携帯番号だけでなく勤務先の電話番号自宅の電話番号も把握するようにしましょう。よく「電話番号が変わった」なんて言ってきますが、話を聞いたらいったん電話を切って、再度以前の番号にかけて確認します。「携帯電話をなくした」なんて場合は、自宅の電話番号はもちろん、会社に電話して確認してもいいでしょう。

 

自分は大丈夫…と思っていても、引っかかってしまうのが振り込め詐欺です。その大変な内容に動揺して引っかかってしまうことが多いのですから、まずは冷静に対応して、少しでもおかしいと思うようなことがあれば、警察に相談するようにしましょう。


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